ずっとやってみたいと思っていたブログ。
最初にブログが流行り始めた頃は、人の日記をみて何が面白いんだろうと思っていたけど、世界のせまい臨床の現場で、毎日まいにちのルーティンワーク、コミュニケーションの齟齬やら世の矛盾やら、いろいろいいたいことが溜まってくるとなるほどブログを書く気持ちが分かってきた。
ツイッターもやってみたけど、140字はちょっと短すぎるような気もするし、なにか反応があればすぐにiPhoneがなるので反応が気になって仕方ないというところでなかなかつづかず。iPhoneのフリック入力もまだまだうまくならないし。
というわけでブログ。
できれば週1回以上の更新をしたいなと思っている。内容は結局自分のための備忘録かもしれないのだけど、公開するのは末端の臨床家として現場の声を伝えたいと思っているからだと思う。医療はもともと患者の期待と医療の技術レベルの乖離とか構造的な矛盾を抱えているし、現状の医療保険システムはおそらく数年のレベルの近い未来に大きく破綻するだろうし、(そう言っても僕のまわりの医療スタッフは誰もおどろかないんだよね。きっとみんなそう思っている。)そういう中で現場から声をあげ続けるのはきっと意味があるだろう。
外科医である前に医者でありたい、医者である前にひとりの人間でいたい、「医者」という職業的人格に埋没してしまいたくない、ともつねづねおもっているので幅広くネタを選びたいのですが。
まあ気負わずすこしずつ始めます。2月29日(閏の日ですね。今日は。)